2007 ”オートボルテージュ”
アエロバティックス 日本グランプリ
現地レポート! その2
FAI ワールドグランプリ決勝の競技開始
Svetlana KAPANINA from Russia/ Su-26
↑ソロ部門の一番手、ロシアのキャパニナ選手が演技スタート!
↑今年の8月にモスクワで開催された ”ロシアン2007”
FAI ワールドグランプリでは女性初の総合優勝を勝ち取った。
↑主翼には "Born in USSR" 搭乗のキャパニナ選手は、
カザフスタン生まれモスクワ在住、二児の母親で38歳。
↑キレのあるフライトで今大会2位を獲得、女王健在。
Mikhail MAMISTOV from Russia/ Su-26
↑ロシアのミハイル・マミストフ選手が演技を開始。
↑今大会の最大勢力であるロシア勢が使用するスホーイは、
歴代のソ連戦闘機を開発してきた老舗の軍用機メーカーだ。
カーボンファイバーやチタン合金などのハイテク素材を惜しみなく使った、
革新的な構造で、高い機体強度と軽い重量を実現してます。
↑マミストフ選手は、1994、96、97、98年と
ロシア・ナショナル・アエロバティックス・チャンピオンに輝いている。
また、グライダーのアエロバティックス世界選手権でも優勝の経験有り。
↑今大会の総合優勝を勝ち取ったロシアのマミストフ選手。
サンクトペテルブルク在住、二児の父で42歳です。
MAZDA Aerobatic TEAM from South Africa/ Extra 300L
↑フォーメーション部門に参戦する、マツダ・アエロバティックチーム
(南アフリカから初来日!)が演技を開始した。
使用機はエクストラ300L(複座型)です。
↑音楽に合わせた演技の音源は ”Zoom Zoom” です。
↑2001年のチーム結成以来、230回以上のデモフライトを実施。
お互い息の合った素晴らしいフライトです。
↑チームリーダーのベネッツは南アフリカ航空のエアバス・パイロット。
一方のビリングは、ブリティッシュエアウェイズ(南アフリカベース)の
ボーイング737の機長として乗務しているベテラン同士。
Philipp STEINBACH from Germany/ Xtreme 3000
↑初参戦のフィリップ・スタインバッハ選手(ドイツ)が演技開始。
↑彼自身が設計・開発したエクストリーム3000は、
去年の5月に試作機が初飛行したばかりの最新鋭の機体です。
搭載エンジンは空冷水平対向6気筒の320馬力。
↑スホーイやエクストラの胴体はスチールフレームに
カーボンパネルという構造だが、エクストリーム3000では
さらに進化して全体がカーボンファイバーの一体形成となっている。
強度アップと軽量化(乾燥重量は530Kg )を実現。
↑オートボルテージュ初参戦のスタインバッハ選手は競技経験不足で
最下位になってしまったが、新しい機体の潜在能力も含め将来に期待。
ドイツのタースン在住、一児の父で33歳。
現地レポート!その3 →