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航空宇宙技術研究センター
「一般公開」 レポート その3






↑JAXAは広大な施設です。

動きやすい服装で行きましょう。



↑2m×2m 遷音速風洞

ジェット旅客機の巡航速度付近の流れを
連続的につくり出す事が出来る施設。
我が国で開発されたほとんどの飛行機や
ロケットの試験にこの風洞が使われた。




↑カートと呼ばれる箱状の測定部
様々な試験項目に組み合わせて使用する。



↑遷音速風洞供試模型 (DC-8型)

1960年の風洞完成に伴って、風洞の特性や
気流の様子を調べる目的で色々な試験を
行なう際に特性の分かっている機体の
縮尺模型を使用して風洞特性を明らかにした。




↑環状燃焼器試験設備の
エントランスに展示されている
FJR710 ターボファンエンジン

この施設を用いて、日本初の高バイパス比
エンジンであるFJR710の環状燃焼器が開発
され、STOL実験機「飛鳥」を飛行させました。




↑環状燃焼器試験設備



↑低NOx 燃焼器開発及び環状燃焼器の
研究をパネルと試験体展示で紹介。




↑ターボファンエンジン試験設備


JAXAでは、将来のプロジェクトに向けた
先行的なミッション研究を行なっています。
また、そのようなミッションに必要となる
将来的な基礎・基盤技術に関し
先行的な研究開発を進めている。

身近な天体の月探査や宇宙開発も
重要なテーマです。




↑月面ロボット作業実験

月周回機SELENEに続く着陸探査を目指し、
月面を模疑したフィールドでローバー(月面車)
の作業やアーム操作などの試験を行なう施設

ローバーは様々な形が考えられており、その走行
性能や操作性などの検証が行なわれている。

月へ運び込む資材は、重量1kgあたり約1億円
かかるとされる。そのため小さく、軽く、厳しい
環境に対応でき、耐久性や信頼性を維持する
「究極のモノ創り」が要求される。



↑月面模擬実験場

月面に似せた環境を作り、
移動や作業ができるか研究している。




↑月面掘削試験装置

JAXAは月の表面を覆っている土壌を掘削し、
サンプル採取とセンサー設置を行なう予定で、
月面土壌に適応するドリルの形状も研究している。




↑6.5m×5.5m 低速風洞

航空機の離着陸や低速飛行条件で、
揚力や抵抗などの空気力計測や、
空気の流れの様子を調べるための施設です。

航空機用風洞として我が国最大の
高さ6.5m、幅5.5mの測定部を持ち、
最大風速70m/s での試験が可能です。



↑風洞標準化のための、標準模型の空力特性を
定期的に取得し、風洞の経年変化、設備改修などが
取得データに影響していないことを確認します。



↑旅客機の主脚模型



第1会場の見学が終了しました。
第2会場(飛行場分室)に移動します。



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