RIAT 2007

RAF Museum  
Milestones of Flight Hall





↑マイルストーン館の全景



↑マイルストーン館の入り口(Main Entrance)がココです。
受付前を通りますが、何事も無く素通りで大丈夫でした。
(荷物検査及び身体検査等は無し)




↑入り口正面にはスピットファイアが壁に飾ってあります。

マイルストーン館は博物館の中で一番新しい施設です。
館内は採光を取り入れて非常に明るく、撮影
露出を気にせず撮影出来る唯一の展示会場です。
(その他の施設は窓も無く非常に暗い状況です。)


Bleriot X I (164)



1909年に初のドーバー海峡横断飛行を成し遂げてた、
ブリオXI のレプリカ。オリジナルは、古典機保存組織
「シャトルワーク・コレクション」に動態保存されている。

Eurofighter Typhoon



↑ユーロファイター・タイフーン(モックアップ)

イギリス、ドイツ、イタリア、スペインの4ヶ国が共同開発した、
21世紀に羽ばたく新世代戦闘機タイフーン。計画を管理する
ユーロファイター社は、1986年6月に設立されたが、冷戦の
終結や各国の性能要求の調整、機体計画の見直しなどで、作
業に遅れが生じ、計画がスタートしたのは1994年だった。2
003年から計画加盟4ヶ国の空軍への引渡しが開始された。


Fokker DVII (8417/18)



↑ドイツのフォッカー


Sikorsky R-4B Hoverfly 1 (KL110)



↑シコルスキーR-4

第二次大戦中に142機が作られ、米陸
軍米海軍・英空軍・英海軍で使用された、
世界で始めての量産ヘリコプターです。


de Havilland Mosquito B35 (TJ138)



↑デハビランド・モスキート B35

全木製の偵察爆撃機として開発されたモスキート、テスト
飛行でいきなり 643Km/h を記録し、スピットファイアど
ころか、当時実用化されていたどの戦闘機よりも高速で
あることが判明、優れた高速性能と双発機とは思えない
機動性により、爆撃・偵察・夜間戦闘など多くの用途に活
躍した。   モスキートの総生産数は7781機です。


Kawasaki Ki-100 -I



↑川崎 五式戦闘機 一型 乙

三式戦「飛燕」の液冷エンジンを稼働率の高い空冷
エンジンに換えたのが、川崎 キ-100 五式戦です。
(世界で唯一存在する機体です。)

英国で公開展示されている旧日本軍機(完全な姿に
修復)は、100式司偵 III 型と 五式戦の2機のみ。
(100式司令部偵察機は、コスフォードに展示中)


Messerchmitt Bf109G-2 (10639) "Brack6"



↑メッサーシュミット Bf 109 ”ブラック・シックス”

1943年にシシリー島で捕獲され、オクスフォード州の
RAF ベンソンで復元され、現存するなかで唯一飛行可能
なダイムラーベンツ DB 605E エンジンを搭載した、正真
正銘の純血Bf109です。博物館の方針で飛ばさない予定。


Hawker Tempest V (NV778)



↑ホーカー・テンペスト V

ホーカー・テンペストは、タイフーンの改良型で、胴体や
翼形状の改修などでタイフーンと大きく異なった為、19
42年末に「テンペスト」と改名された。1944年より部隊
に引渡され、最高速度 700km/h の高速を生かして、
ドイツから飛来するV-1 飛行爆弾の迎撃任務専任とさ
れ、1、771機飛来中638機を撃墜し最多撃墜記録を
達成した。また、対地攻撃と空対空戦闘の双方に強力
な戦闘能力を発揮した。 武装は 20mm 機関砲 4門。


Hawker Hart II (G-ABMR/J9941)



↑ホーカー・ハート2


North American P-51D Mustang (413317)



↑ノースアメリカン P-51D マスタング

マスタングは、英国の兵器購入委員会の要請に応じて
ノースアメリカンが開発した戦闘機で、短期開発だった
にもかかわらず、非常に優れた空力設計により高速
性能、運動性、航続力、武装など全ての面でバランス
のとれた能力をそなえていた。ただしアリソンエンジン
は、高空性能に問題があったため途中でパッカード製
マーリン(ロールス・ロイスからのライセンスを取得)に
換装され、真の傑作機として生まれ変わり、米陸軍航
空隊も マスタングの高性能に注目して大量に採用し、
総生産は1万5586機に達した。




階段を降りて、1階のフロアーから撮影。


Messerschmitt Me 262A-2a (VK893)



↑メッサーシュミット Me 262A

旧ドイツ空軍の卓越した技術力で世界初の実用ジェット戦闘機が
メッサーシュミット Me 262 です。1944年7月に実戦配備に就き、
当初は戦闘爆撃機として使用されたが、2ヶ月後には連合軍爆撃
部隊迎撃任務に就き、ドイツが降伏する1945年5月までの短期
間に450機以上撃墜という目覚しい活躍をした。


BAe Harrier GR.3 (XZ997)



↑ホーカー・シドレー(現在はBAe) ハリアー

ハリアー最初の生産型 GR.1 は1966年に初飛行し、
量産型が78機作られ、1969年に配備が開始された。
GR.3 は機首にレーザー測距/指示目標探索システムを装備。
1982年のフォークランド紛争に派遣され、対地支援に活躍。




↑ベクタード・スラスト方式の ”ペガサス” エンジン

イギリスのブリストル(後にロールスロイスに合併)社の
ペガサス・ターボファン・エンジンを採用し、それを装備した
ホーカー P.1127 実験機が実用評価用の試作機 ホーカー・
ケストレル(1960年に初飛行)を経て、ホーカー・シドレー
ハリアーとして世界初の実用 V/STOL 機と発展した。

ケストレイル : 長元坊(ちょうげんぼう)タカ目ハヤブサ科の鳥

V/STOL : 垂直/短距離離着陸機



↑マイルストーン館の全景




↑ハリアー展示の後ろが出口通路です。



↑通路を通り〜次の展示会場へ

         Bomber Command Hall → 





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