RIAT2006


R I A T 入 門


 質問 : R I A T って何?

 答え : 世界最大規模の軍用機の祭典です。


 「R I A T 」とは


 Royal International Air Tattoo
 (ろいやる・いんたーなしょなる・えあ・たとぅー)
 頭文字を取って RIAT 又は、Air Tattoo (えあたとぅー)と
 呼ばれる、世界最大規模を誇る航空ショーの名称です。

 開催日は7月中旬ごろ、イギリスのフェアフォード空軍基地
  (RAF Fairford)で、毎年開催されます。参加国は英国周辺の
 ヨーロッパ地域(NATO加盟国)を中心に世界各国から
 多種多様の軍用機が勢揃いします。



 「RIAT の特徴」

 主催はイギリス空軍慈善基金社(英国空軍の退役軍人と
 その家族のために設立された基金)が母体となって運営している。
 従って、日本の自衛隊が開催する航空祭と異なり入場料を取り、
 商業主義を前面に押し出した、興行的な航空ショーです。


 高額な入場料や特別観覧チケットの販売、会場での関連グッズの
 売り上げ等の収益全ては、運営資金に充当される。
 あらゆる手段を行使して資金調達する一例として、一般入場者とは
 別待遇の ”FRIAT” (Friends of RIAT) 会員チケット販売があります。

 *2008年度の一般入場チケットの当日料金は45ポンドです。
 日本円に換算すると225円×45£=1万円 オーバー!!



 「FRIATのチケット」

 事前に FRIAT (日本流に言えば〜タトゥー友の会)に入会すれば、
 ショー本番の土曜・日曜日には、会員各個人に専用スタンド席が用意され、
 観覧エリアも会場中央に設置されるので撮影条件も優遇されます。
 その他、色々な特典が有るので、下段で詳しく説明してます。



 「飛行展示・デモフライト」

 ショー本番の、土曜・日曜日のゲートオープンは7時30分、
 飛行展示開始は、10時から18時まで、昼休みなく延々と続く凄まじさです。
 (2日間の飛行展示内容は、ほぼ同じです。)

 ソロ部門は、F-16、F/A-18 、B-1 や B-52、タイフーン、ミラージュなど。

 チーム部門は、ランカスターやスピットファイアの編隊飛行や
           米軍のF-15とP-51ムスタングの、ヘリテージフライト、
           イギリス海軍のリンクスヘリ2機のブラックキャッツなど。

 アクロ部門は、地元のレッド・アローズを始め、スイス空軍のパトルイユ・スイスや、
           スペイン空軍のパトルーラ・アギラなど、
           ヨ−ロッパで鍛え上げられた、素晴らしい演技が目白押しです。

 滑走路の距離も近く(F-16 クラスが300mmでOK)、終日順光で撮影可能。
 (滑走路が東西ランウェイで観覧エリアは南側に設けられている。)

 但し、デモフライト系の演技高度は高い。(欧州の安全基準が厳しい為)



 「撮影状況〜展示機」

 滑走路と平行な誘導路及びエプロン部分(南側)の全てを、
 広大な展示エリアとして確保されてます。
 展示機体の周辺も余裕があり、前後左右の撮影が可能。



 90年代には、200機を超える軍用機を展示していましたが、
 2006年以降からは、展示機を半分程度に減らし余ったスペースを、
 "TRI@RIAT" と称する、子供向けの余興や車・バイク等の展示を行なっている。
 純粋な軍用機マニアにとっては残念な運用方針の転換である。

 *大人の入場料は1万円を超える高額料金ですが、
 子供(16歳以下)は無料!但し、大人の同伴が必要。



↑ツアーの場合は、旅行業者がFRIATチケットの手配もしてくれます。


 「FRIENDS of RIAT のチケット詳細説明」

 特別優遇チケット販売は、サービス内容によって3種類に分かれてます。

 「MACH 1」 ショー本番の土曜及び日曜日の2日のみ会員限定の
         観覧エリアにてショーを楽しめます。

 「MACH 2」 ショー本番の土曜・日曜日に加え、ショー前日の
         デモフライト練習 (practice) 及び、ショー終了後の
         月曜日の帰投 (last departs) が観覧エリア内で撮影可能。

 「MACH 3」 金曜日から月曜日に加え、水曜日からの
         展示飛来 (first arrives) も撮影出来る、最強 チケットです。
         (スタンド席も上段側に優先される)



 会員限定の観覧エリア内には、自由に出入りできる専用テントが設営され、
 食堂や売店・トイレが完備されている。また、各個人に専用スタンド席
 (ひな壇席なので、視界は確保されます。)が用意されているので、
 場所の確保も心配無し、撮影に集中できる環境が整っています。



     


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