RIAT 2007


RAF Museum
Battle of Britain Hall 1





↑バトル・オブ・ブリテン館の全景



↑入り口はこちらです。



↑当時の生活を伝えるジオラマ風の展示で始まります。






↑館内は暗く、展示状況も重苦しい雰囲気を伝えます。


Gloster Gladiator Mk.1 (K8042)



↑グロスター・グラディエーター

イギリスのグロスター社が製作した複葉戦闘機で、
1937年に運用開始、第二次大戦の初期にも使用。


de Havilland Tiger Moth II (T6296)



↑デハビランド タイガー・モス

イギリス空軍で使用された、デ・ハビランド社製の練習機。
1931年の採用されてから初歩練習機として利用され、
第二次大戦中の主力練習機であった。 英国以外では、
カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで生産され、ノル
ウェーやポルトガルでもランセンス生産され、民間型を含
めると、総生産数は 8,000機を超える。


Bristol Blenheim IV (L8756)



↑ブリストル・ブレニム

ブレニムの原型機は1935年、高速旅客機として開発された、
ブリストル142で、全金属製、引込脚という近代的な構造の上、
当時のイギリスのどの戦闘機よりも高速であった。イギリス空軍
は、ブリストル142をベースにした爆撃機の開発をブリストル社
に指示し、ブレニムとして採用した。 生産数は約 5,500機。


Boulton Paul Defiant 1 (N1671)



↑ボールトン・ポール・デファイアント

英国空軍初の4連装銃座(7.7mm機銃×4)を装備した
デファイアント複座戦闘機です。1940年に実戦投入され
たが、4連銃座の重武装が重過ぎて運動性が悪く、ドイツ
の主力戦闘機にかなわない事が判明、昼間の戦闘から外
され、夜間戦闘機として活躍、最終的に1、064機を生産。


Messerschmitt Bf109E-3 (4101/DG200)



↑メッサーシュミット Bf109E

ドイツ空軍のメッサーシュミット Bf 109 は、1936年の
スペイン内戦から1940年7月から始まった、英本土航
空戦(バトル・オブ・ブリテン)に参戦したが、Bf 109の航
続力が余りにも貧弱で、英本土まで進出すると、戦闘を
行なう余裕が無かったので、制空権を確保出来なかった。
しかし、大戦前に登場した同機は、その後次々に改良さ
れ、大戦終結まで旧式化する事なく、第一線で活躍を続
け、総生産数は戦闘機の単一機種としては、最大の3万
機以上を記録した、ドイツ空軍の傑作戦闘機と言える。



↑館内の照明は絶望的に暗く、カメラのISO感度を
800〜1600位に設定しないと満足に撮影出来ません。
(それでも、シャッタースピードが約 1/15 絞り F2.8)
展示機体の背後には行けないので細部の撮影は不可。


Heinkel He111H-20 (701152)



↑ハインケル He111H

H型はハインケルHe111全シリーズ中最大の生産数を誇り、
第二次大戦初戦からドイツ空軍爆撃隊の主力として参加した。
英国本土爆撃に大量のHe111 を投入したが効果を上げ得ず、
逆に英戦闘機群のエジキとなり He111 の活動は夜間に限定
された。最終的な総生産数は7,300機以上にも達した。


Hawker Hurricane Mk.1A (P2617)



↑ホーカー・ハリケーン

英本土航空戦(バトル・オブ・ブリテン)で、ドイツ軍戦闘機
を迎え撃ったのがハリケーンとスピットファイアであった。
主翼や胴体後部が鋼管骨組に羽布張りという、旧式な設計
ではあったものの、軽くて頑丈でもあり、余裕の有る構造
から戦局に伴う改良への適性、被弾時の機体や乗員の
生存性など優れた機体だった。総生産は1万2780機。


Supermarine Spitfire Mk.1 (X4590)



↑スピットファイア

第二次大戦のほとんど全期間中に、次々と改良を施し
英国空軍の主力となり戦ったスピットファイア。宿命の
ライバル Bf 109 の死闘は歴史に語り継がれている。


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